正絹綴れ帯八寸綴帯名古屋帯つづれ帯なごや帯八寸帯未仕立ておび

¥30140

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商品の説明

帯には、色々な種類があります。袋帯や織名古屋帯、染め帯は、生地も色々。縮緬や塩瀬、そして紬。

それぞれの帯は、生地によって織り方によって、締め心地が違ってきます。
中でも「綴帯」は、体にぴったりきて、時間がたっても決して緩まず、適度な遊び（余裕）がある、安定した締め心地です。

【素　材】

絹100％

お仕立ても合わせてご注文の方はこちらからお願いします ⇒　八寸帯かがり仕立て

◇◆◇　綴織りの特徴　◇◆◇
綴織りの特徴はヨコ糸にゆとりを持たせて
タテ糸を包みこむように織ってゆくので、
出来上がりの生地にタテ糸が見えないことです。
綴織りの帯はヨコ糸がゆとりを持って織られているため、
張りと弾力があり、締め緩みしにくいのが特徴で、
使う度に身体になじんできます。
とても手間のかかる織のため、
紋様は胴とお太鼓の部分のみにあるものがほとんどです。
格上のものには「垂れ」にも紋様が入っているものもあります。
また、表裏共に同じ文様が織り出されますので、
表裏とも使用でき、長くお使いいただけます。
名古屋帯でありながら、高価な帯であるが故に、
留袖や訪問着に締めることが許された綴帯。
柄付けにより、留袖や訪問着から
おしゃれ着まで幅広く合わせられます。

　　

◇◆◇　綴れ織りの歴史　◇◆◇
綴織りは古代からエジプト・中国・フランスなど
世界各地で織られており、最も古い歴史を持つのは
紀元前1580年頃エジプトで織られたコプト織です。
日本においては仏教の伝来とともに伝わったとされ、
それらの遺品は法隆寺や正倉院の裂に見ることができます。
当時の綴織は宗教の教えを織り描いたもので
現存する最古の綴織は奈良の當麻寺が所蔵している
国宝「當麻曼荼羅図」といわれています。
やがて京都の仁和寺や本願寺などの僧坊によって
綴織りによる装飾品などの小品が織り始められ、
仁和寺においては門前にも広がり「御室綴」として
呼ばれるようになりました。
その後も伝統は継承され続け江戸時代中期以降になって
西陣において帯の製織が盛んになりました。
明治になりいっそうの発展を遂げた西陣の綴織りは、
現在、絹綴の一大産地としてゴブラン織りのフランスとともに
世界に知られるようになりました。
　

1.オフホワイト／椿

2.若竹色／椿

3.錆浅葱／椿

4.滅赤／椿

5.レンガ／椿

6.紅樺／椿

7.紅樺／水芭蕉

8.海老茶／椿

9.海老茶／椿・蕾１

10.海老茶／椿・蕾２