円と緑の葉のフィリグラーナピアス -伝統の銀線細工- SV950 F43

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商品の説明


スペイン統治時代にヨーロッパから伝わった彫金技術を元にエクアドルの銀の街で伝わってきた技術を持つ、銀細工職人による全てハンドメイドの繊細な作品です
モチーフはエクアドルの動植物や物語、神話等で現地の文化や伝統が色濃く反映されています
また一部の山岳先住民の文化にも馴染み、特に伝統的なデザインは彼らの民族衣装の一部となっています

アンデス、インカ文化では葉の模様を「緑の葉」と呼ばれ、自然と健康、そしてデザインの持つ緩やかな曲線は女性らしさを象徴しています

◆【サイズ・素材】
・サイズ:モチーフ部 縦35mm横12mm(目安として)
・素材:シルバー950



◆【作品の生まれた土地 -山間の銀の街-】
スペイン占領時代、エクアドル周辺で統治の中心地の一つとなった街クエンカ
コロニアル様式と呼ばれる当時の建築様式が街中心の大部分を占めており、保存状態も良いということで町全体がユネスコ世界遺産として登録されています
アンデス山脈周辺のシエラ地方らしく、スペイン系の混血メスティソだけでなく、民族衣装を着て生活している山岳先住民族インディヘナも暮らしており
街を歩くとタイムスリップしたかの様な錯覚さえ覚えます

この町で建築物の他にスペイン軍がもたらしたものがあります
「彫金技術」です
スペイン軍の南米占領の目的の一つであった金銀の加工技術であり、当時の流れを汲む銀細工がこの街には残っています

このクエンカにほど近い小さな山間に銀の街があります
クエンカでは伝統的な技術に加えて新しいデザインや加工技術が好まれますが、銀の街では伝統的な手法やデザインを守り続けています
この街では特に、ヨーロッパの伝統でもあるフィリグラーナ(銀線細工)の技術が高いです

またアンデス山脈に属するエクアドルには豊富な銀鉱脈があり、実は2019年には世界で一番大きい銀塊が見つかったと報じられています

そんなスペインからエクアドルに渡った彫金技術フィリグラーナ
そしてアンデスに未だ息づく銀鉱脈から採れたシルバー

これらを受け継ぐエクアドルの銀の街の職人がこのピアスを作りました



◆【作品の技術や工程 -繊細なハンドメイドの銀線細工フィリグラーナ-】
まずは純度の高い銀を精錬し、次に様々な太さの銀の線に伸ばしていきます
この銀の線は現地では「銀の糸」と呼ばれ、高貴なものや組織の名前としても愛されています

銀の線を一つ一つ職人の手により形作られ、修正されてようやく納得のいく形に仕上げられます
これらのパーツを次に組み合わせて熱による接着が行われます
細かい細工ほど彫金による整形、熱による接着の工程が多くなります

また特に細かい部分は熱した銀を垂らして糸にするという特殊な技術も使っています



◆【作品のアルテサーノ(職人)から一言】
日本の皆さんこんにちは
私は銀の街の銀細工工房のオーナー兼職人のフラビオ・ハラです
先祖から銀細工を受け継いできており、彫金だけでなく街の銀細工の普及の活動も行っています

このピアスで注目してもらいたいのは細工の細やかさです
熟練した職人ほど、細かい細工と、より細い銀線での整形が可能になります
というのも、太い銀線や目の粗い細工ほど、強度や全体のバランスを考えなくても作れるからです
さらに細かい銀線は接着時に形が潰れやすく、より高い技術が無いと整形はできません

私のピアスはより細かく、できるだけ軽く作っているので、美しく快適に使っていただけると思います

またデザインは伝統のモチーフやエクアドルの動植物を用いています
モチーフを崩さず、かつフォーマルな場でも使えるような上品な作品に仕上げました



◆【ご購入の際の注意点】
※ご注文いただく前に以下の【ご購入の際の注意点】をお読みください
商品の特性・使用・お手入れ・保管、オプション、ラッピング、発送等についても記載しています
またオプションやラッピングのイメージ写真もこちらにございます6160円円と緑の葉のフィリグラーナピアス -伝統の銀線細工- SV950 F43アクセサリー・ジュエリー






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